- 2010年度 講演会(関西地区)
講演会 「見方で変わる数学の学び(第4回 関西地区)」の案内
京都からの提案。数学に対する見方を変えませんか?京菓子、宇治茶を用意しています。
同志社大学ではデータサイエンスを扱う文化情報学部に引き続き、数理システム学科という 数学をメインとする学科が2008年4月に開設されました。このように同志社大学においては 数学を用いた研究が広まっています。その一方で、「数学は社会生活で役立たない」という偏見は 社会で根強く、これが学生の数学の勉強のモティベーションを下げる原因となっています。 そこで今回、大阪教育大学の芦野隆一先生、筑波大学の椿広計先生を招待して中・高校生及び数学教育関係者を主な対象とした 講演会を開きます。多数の御参加をお待ちしています。
参加者全員に本格京友禅千代紙または特製ボールペンをプレゼントします。

【講演会タイトル】
「見方で変わる数学の学び(第4回 関西地区)」(参加費無料)
【共催】
同志社大学教育開発センター・同志社大学理工学部数理システム学科
主催者(世話人) 溝畑 潔
講演会の案内(プログラム)
PDFファイルをダウンロードできます。(Vista+IEの方は右クリックして「対象をファイルで保存」を選んでください。VistaのIEではPDFファイルが開けません)
【会場】
同志社大学明徳館( 今出川キャンパス
)M1教室 地下鉄今出川駅3番出口より北へ徒歩一分

【日時】
2009年7月31日(土曜日) 14時20分 ― 17時45分 (入場無料)
【主な対象】 高等学校の生徒及び教員(一般の方も歓迎)
【プログラム】
14:20−14:25 開会の挨拶
14:25−14:45 「行列ナビゲーションの紹介」
FF・ドラクエを参考に構築したe-Learningシステムで行列ナビゲーションを 開講しました。
高校レベルの行列を漫画と音楽で楽しく学べます。
詳しくは、 http://bahamut.doshisha.ac.jp/
15:00−15:45 「数学的顕微鏡」
ウェーブレットとよばれる特別な波形を使って、自然界に存在するいろいろな変動を調べることができます。この方法は数学的顕微鏡であるともいわれています。
いくつかの例を通してウェーブレットで何ができるかを紹介します。
16:00―16:45 「吾輩は統計家である:科学の文法と自己本位」
統計的方法は19世紀末にカール・ピアソンが、科学を作る一般的な方法をロンドンで一般大衆に講義する中で次々に生まれた。その講義をまとめたのが 「科学の文法」である。これ以降、20世紀の初頭には生物学、心理学、経済学、 工業生産など様々な分野が、科学として成立した。この講演では、ピアソンの 思想と方法を文学評論に適用しようと夢見た日本人留学生・夏目金之助 (夏目漱石)の視点を借りて紹介する。
17:00―17:45 「不思議の数 e を探る」
高校「数学 III」でも登場する数学定数 eは、整数でないことはもちろん 分数・有理数でもないにもかかわらず、数学では欠くことのできない役割を果た す不思議な数です。この数がなければ現代社会も成り立たないと言えましょう。 歴史上いつごろから eが意識され、発展してきたかを探り、高校「数学 II」 までの知識を基礎にして、その役割をやさしく解説し、これから数学を学ぶ足がかりとしてほしいと考えています。
講演者略歴
溝畑 潔 京都大学卒 東京工業大学理学部助手、城西大学理学部助教授を経て現在同志社大学理工学部数理システム学科准教授。
専門は応用数学。
芦野 隆一 京都大学卒。産業技術短期大学教養部講師。同共通教育部助教授、大阪教育大学教育学部助教授を経て、
現在大阪教育大学教育学部数理科学講座教授。
専門はウェーブレット解析。
椿 広計 東京大学卒。慶應義塾大学理工学部数理科学科講師、
筑波大学社会工学系助教授を経て現在筑波大学大学院
ビジネス科学研究科教授。統計数理研究所副所長兼務。
応用統計学会会長。(社)日本品質管理学会副会長、
横断型基幹科学技術推進協議会副会長、内閣府統計委員会委員。
三井 斌友 東京大学卒。数理解析研究所助手、福井大学工学部助教授、名古屋大学人間情報学研究科教授を経て
現在同志社大学理工学部数理システム学科教授。専門は数値解析。日本応用数理学会会長(2008-2009)
